「俳優修業」(7/10)
今日のタオルバレーは110回でした! さっそく100回超えました。人数のパワーがすごいです。 名前鬼も毎回白熱です。 みていてとても面白い瞬間が増えてきました。 そのあとは少しだけ身体のワークを行いました。 二人組みになって、一人がもうひとりの身体のどこかをポイントで触ります。 触られた人は、自分が犬になったつもりで歩きます。そのとき、触られているポイントを犬(自分)の鼻と思って歩くのです。 足の先や肩、ひじなどはまだやりやすいですが、脛や太ももなどになると難しいですね。 しかしあくまでそこが犬の鼻です。 そう意識することで、普段使わないような身体の使い方をすることができるのです。 俳優はセリフを言うとき立っていることが多いですが、そのときはただ立っているのではなく、いろんな心理や考え、感情が内部でうごめいていて、それを反映させて立っているのです。 身体を振り回すとセリフを言う時に自由になれます。 後半は脚本を読みました。 まずは山口さんからスタニスラフスキーの「俳優修業」のお話がありました。 そのことを踏まえて、チームに分かれてひとりが演出になり、短いシーン創作をしてみます。 終わったあと、「どうすればもっとよくなるか」意見を出します。 ここはどこなのか?という場面設定に対して俳優の演技が追いついていない(足りていない)ところが目立ちました。 例えば場面設定が「船の上」ということならば、甲板から望遠鏡で遠くを見るとか、船を運転するあれをぐるぐるまわす部下と後ろでふんぞり返っている船長とか、「船の上ならでは」の動きをしたほうがおもしろくなるでしょう。 脚本を配られると、「いかに船長っぽく読むか」というセリフの読み方に意識がいきがちですが、そうではなく、そこがどこでどんな状況かということに意識を向けたほうが、セリフの言い方だけを考えるよりも豊かになるでしょう。 演技の選択肢も広がります。 それをパッと考えるのは難しいですが、これも訓練です。 引き続き、このような練習をしていきます!