ニコライ・ゴーゴリ「検察官」(9/11)

9月から、毎週ラボになります。 今回は人数が多いため、今日からいろんな脚本を読み始めていくようです。 このしたやみラボでは、既成脚本を使います。 1回目公演は安部公房「友達」、2回目公演はアントン・チェーホフ「三人姉妹」でした。 3回目となる今回の公演では、どの脚本に決まるでしょうか。 今日は2つ用意された脚本の内、ひとつを読みました。 ニコライ・ゴーゴリ「検察官」です。 もうひとつはアントン・チェーホフ「桜の園」こちらは次回読みます。 円になって読んでみます。 難しい漢字や言い回しがたくさん出てきます。 最後は二人組で、立って読んでみました。 二人で市長に報告をするシーンです。 そこで市長が「まぁ座りなさい」というセリフがあります。 最初はそのセリフの時に出すための椅子を用意していましたが、最後はその椅子は無しで、既に舞台上にある椅子しか使えないという設定にしました。 つまり、誰かが座っているので、誰かが退かなくてはなりません。 もしくは、退かないなりの理由をつけて進めなくてはなりません。 ここ最近、セリフの中にきっかけを作る、ということを山口さんは仰っています。 しばらくいろいろな脚本を読みながら、きっかけをつくる練習が続きそうです。